365日ノート3月

0301「ウルスリのすず」
ゼリーナ・ヘンツ 文
アロイス・カリジェ 絵
大塚勇三 訳
岩波書店

ずっと遠く、高い山の そのおくに、 みなさんみたいな男の子が、すんでいます。
ほーら、これがウルスリ、山の子です。
小さいながら、おとなみたいなかっこうです!
あたまには、やまのてっぺんみたいにとんがった、 とんがりぼうしがのっていますね。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「スイスの『チャランダマルツ』は、3月はじめの日のおまつり」
「カウベルの鈴の音で冬を追い出し、春を迎え招くお祭りなんですって」
「青森には春をよぶおまつり 八戸えんぶりがあるね」
「いろいろな鈴の音が聞こえてくるよう」
「同じ作者の『大雪』と同様に子どもの気持ちや成長の過程がよく描かれてるね」
「山の上の月夜の場面が好きだなぁ」
「お母さん、お父さんの心配する場面、よくわかるわ~」
「ドアが上下のセパレートになってるけど、これは雪国仕様?」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0302 「おひなまつりの ちらしずし」
平野恵理子 作
福音館書店

もうすぐ、おひなまつり。
なおねえちゃんは、おかあさんとおひなさまをかざってる。
ボクが、ひなまつりでたのしみなのは、ちらしずしだ。
「おかあさん、ことしも ひなまつりに、ちらしずしをつくってくれるんでしょ?」
「あら、ことしは なおもいっしょにつくるのよ」
えっ、なんだって?

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「ピンク色の見返しが雛祭りムード出てますね」
「文章が親子の会話になっています」
「お米を研ぐところからイラストで分かりやすい」
「乾物を水でもどして、野菜を切って、具を煮る、すし飯を作る」
「こんなに本格的に丁寧に作ったことがないわ~勉強になります」
「後ろの見返しに分量と材料が書いてあります」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0303 「もりのひなまつり」
こいで やすこ さく
福音館書店

ちいさなもりの ちかくに いっけんのいえがありました。
そのいえのくらには ねずみばあさんが すんでいました。
はるもちかい あるひのあさ、 やまばとゆうびんやさんが てがみをもってきました。
てがみは もりの のねずみこどもかいからでした。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「野ねずみこども会に招かれた おひなさまたちの楽しそうな事!」
「まいりましょう、とお返事もみやびやかです」
「のはらに向かって、笑いさざめきながら歩くおひなさまたちの解放感」
「三人官女に甘酒を注いでもらう野ネズミたちもかわいらしい」
「お顏の汚れをふいてもらって、お澄ましして段に並ぶお雛様、想像が膨らみます」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0304 「だくちる だくちる」
・・・はじめてのうた・・・

原案 V・ベレストフ
阪田寛夫 文
長 新太 絵
福音館書店

にんげんが うまれる ずっと ずーっと まえのまえ そのまた ずーっと まえに イグアノドンが いた
どがーん どがーん やまのおとだけで だれのこえも しない
ずーっと むかしは やかましいけど さびしかった

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「人間が存在する前って、きっとそうだったんじゃないかな~と思わせるようなお話しだね」
「イグアノドンの色や背景が変わるところが、心情を表しているようですね」
「色が鮮やかで、とても美しい絵本です」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0305 「まんじゅうこわい」 
落語絵本

川端 誠
クレヨンハウス

きょうは、町会のわかいもんの、 えんかいなんですが、
どうせひまだからてんで、 はやくから、なかまがあつまりまして、
みんなで、わいわいやりはじめました。
わだいはといいますと、
それぞれに、じぶんのきらいな、いきものを、 いいあおうじゃないか、ということになりまして・・

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「何回もお話会で読んだ定番のお話です」
「上用饅頭って、祝い事に使われるまんじゅうなんだね。」
「まんじゅうの種類もこんなにあった~おもしろいね」
「何回読んでも、オチがわかっていても面白い‼︎」
「落語絵本シリーズもいっぱいありますよ~」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0306 「のりののりこさん」 
かとうまふみ
BL出版

あるひ いろえんぴつが がようしを みつけました。
「みんな、みてみて! いいものが あるよ」
「わあ、すてき!」
「みんなで おえかきしようよ」
そこへ はさみのチョッキンふじんと マジックだんしゃくが やってきました。
うしろから じっとみていたのは のりの のりこさんです。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「裏表紙は、つながった切り絵ののりこさん!」
「今では懐かしいヤマト糊だねー」
「それぞれの文房具の持ち味を活かしてる」
「みんなが認められる方向にいってよかった」
「のりこさんに美的センスがあるわ」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0307 「しりとりあそび しろとくろ」 
しゃしんであそぼう(1)

星川ひろ子
星川治雄
小学館

しろとくろ・・ろ・・ろ・・ ろうそく・・く・・く・・
くわがた・・た・・た・・ たまご・・ご・・ご・・

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「写真絵本なんだねー」
「写真の切り取り方が上手、オシャレ、工夫してる」
「しりとりが高度!」
「写真の見せ方がおもしろいから、ことば遊びが広がるんだね」
「子どものしりとりより、もっとバージョンアップした、大人も楽しめる本だね」
「3冊シリーズがありますよ」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0308 「きょうのおやつは」
かがみのえほん

わたなべ ちなつ さく
福音館書店

おやつの したくを はじめよう
まずは ボウルに たまごを かしゃ

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「びっくり~鏡絵本ですって?!」
「立体的!たのしいこれ~おもしろいね!」
「わぁ~シロップがリアルです。美味しそうだわ」
「読んでもらうと、みる場所や角度でそれぞれ見方が違うのよね」
「私達、わいわい~角度の注文しながら楽しく読んでもらったわね」
「小ぶりな絵本なので親子でおひざにだっこしてリアルな楽しい時間を~」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0309 「はなをくんくん」
ルース・クラウス ぶん
マーク・シーモント え
福音館書店

や、みんな めをさます。
みんな はなを くんくん。
のねずみが はなを くんくん、
くまが はなを くんくん、
ちっちゃな かたつむりが からのなかから はなを くんくん・・

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「ゆき国青森だからこそ~今の季節にぴったりだと実感するわね」
「あらあら~動物たち こんなにたくさんかけてきてたっけ??」
「春を待つのは、動物も人間もおんなじだね」
「かたつむりも冬眠するの知ってた?」
「読んでもらうと、黒のタッチの絵に表紙の黄色が額縁みたいで、とてもきれいだわ」
「さいごのページ黄色がきいてる!待ち遠しい幸せな思い出の場面です」
「早咲きの沈丁花に、私たちも はなをくんくん~ 嬉しい春の香りを楽しみましたよ」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0310 「はなくそ」 
アラン・メッツ さく
ふしみみさを やく
ロクリン社

ジュリーは、いつもよごれて、 ハエがブンブンしている ジュールがいやでたまりませんでした。
いっぽう ジュールは かわいいジュリーがだいすきでしたが、 なにもいえず、もじもじするばかりでした。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「見返しの水玉は何?もしかして、はな◯◯??」
「子どもには、ぜったい受けます!!間違いない!!」
「ハンサムナンバーワン!使ってみたいな」
「これ、ぜったい笑えます😝」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0311 「あさになったのでまどをあけますよ
荒井良二
偕成社

あさになったので まどをあけますよ
やまは やっぱり そこにいて
きは やっぱり ここにいる
だから ぼくは ここがすき

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「『あさになったので まどをあけますよ』の繰り返しで、いろんな場所のいろんな暮らしが見えてくる」
「それぞれの朝がある…」
「3・11の震災の後に生まれた絵本」です」
「『やっぱり…』という言葉が印象的」
「表紙のパステル色調がいいね」
「まどは、心のまども表してるね」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0312 「ぽとんぽとんはなんのおと」 
神沢利子 さく
平山英三 え
福音館書店

ふゆごもりの あなのなか、 くまのかあさんは ふたごのぼうやを うみました。
おっぱいのんでは くうくう ねむって、 ぼうやは おおきくなりました。
あるひ ぼうやはたずねました。
「かーん かーんって なんのおと?」
すると、かあさんが こたえました。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「冬ごもりの双子のくまのぼうやが聞く音は、だんだん春に近づいていますね」
「かーん かーん、ほっほーほっほー、つっぴい、外の景色が浮かびます」
「ぽとんぽとんは、つららの溶ける音、もうそこまで春が来ています」
「春風に誘われて、外に出るクマのおかあさんは、とてもやさしい」
「私たちも耳をすまして、春の音を感じてみましょう!」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0313「しずくのぼうけん」
マリア・テルリコフスカ さく
うちだ りさこ やく
ボフダン・ブテンコ え
福音館書店

ある すいようびの ことだった
むらの おばさんの バケツから
ぴしゃんと みずが ひとしずく とびだして 
ながい たびに でた
ひとりぼっちで たびに でた

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「見返しは、水滴のしずくちゃんがいっぱい~さぁ、冒険のはじまりはじまり」
「古くから読まれてるけど~古くないわ!デザイン的にも全然古さを感じないわね」
「絵がかわいいから子ども達に人気ですよ」
「ポーランドの絵本なのね~なるほど、服装やイラストからポーランドが感じられるわね」
「化学的なことや自然がわかりやすく伝わる、まさにしずくの冒険ですね」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0314 「ふゆめがっしょうだん」 
富成忠夫、茂木透=写真
長 新太=文
福音館書店

みんなは みんなは きのめだよ
はるに なれば
はがでて はながさく
パッパッパッパッ

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「ふわふわ~もこもこ~思わず触りたくなるね~」
「今の時期にピッタリ!」
「本当に木の芽がおもしろい顔に見えるよー」
「写真絵本です。本物は小さい~」
「最後に全部木の名前も紹介してるよ。近くの木を探してみよう!」
「まだ雪の残る公園も散策したくなっちゃった~」
「あちこちで冬芽が、ポ ポ ポ と開いてきてるかなぁ」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0315 「おおきくなるっていうことは」
中川ひろたか・文
村上康成・絵
童心社

おおきくなるっていうことは
ようふくが ちいさくなるってこと
おおきくなるっていうことは
あたらしい はが はえてくるってこと
おおきくなるっていうことは

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「おおきくなるって、希望があるね~」
「園長先生のことばだったんだね」
「全てが納得だわ」
「目に見える身体の成長だけでなく、優しくなるとか、心の成長もあるね」
「おめでとう、という言葉がいいね」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0316 「みんなでつくっちゃった」
長 新太
大日本図書

もりに しんぶんが たくさん おちて いました。
すこし たつと しんぶんは なくなって いました。
いばって あるく ねこの ぼうしを みて ちょうだい。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「見返しの絵はこれから記事が書かれる白い新聞紙だけど、古新聞になってもこんな物語が書き込まれるとは思いつかなかった」
「古新聞がリアルに描かれて、インパクトのあるはじまり」
「うさぎの洋服はパフスリーブ、きつねのえりまきシャレてる、たぬきのパンツかわいい、それぞれ似合ってるね」
「ぶたのはらまきはテレビ欄!古新聞の記事を合わせて読んでみると面白いな」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0317 「新幹線のたび」
~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~

コヤマスカン
講談社

はるかとおとうさんの新幹線のたび
おじいちゃんとおばあちゃんへ げんきですか?
春休みになったら、あいにいくよ。
おとうさんと新幹線にのって、いくんだよ。
すごいでしょ! まっててね。
        はるかより

*私たち絵本をひらいてみたよ~*
「私たちの住む青森が始発ですね」
「八甲田トンネルが新幹線の中で一番長いのね、長いなあーとは思ってたけどやっぱりね」
「えー!300キロで走ってる区間もあるんだ、知らなかった」
「雪景色から菜の花畑、そして桜の季節に。日本は縦に長い国です」
「富士山が見えるとうれしいよね」
「方言の変化にも注目」
「駅弁も旅の楽しみ。横浜の焼売弁当にしたんだね」
「よく見るとほんと細かい部分まで書かれててスゴいな~たのしいなあ」
「朝6時に出発して、到着は夜6時だね~長旅」
「おじいちゃん、おばあちゃんがホームにいたよ!」
「おみやげはねぶた絵のおせんべいです^^」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0318 「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」
長谷川義史
BL出版

これが ぼく。
5さい ようちえんの たんぽぽぐみ。
ねえ、おじいちゃん。
おじいちゃんのおじいちゃんは、どんなひと?

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「見開きのイラスト、懐かしいものがいっぱい」
「1ページ1ページから、時代背景がわかりますね」
「ひいひい がどんどんどんどん・・・増えてくよ‼︎ひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひい・・上手に読めるかな?」
「子どもたちも大好きな作品!受けます!」
「生命のつながりを、感じるね」
「ぼくも だれかのおじいちゃん・・・」
「今日はお彼岸の入り」
*あなたも絵本を、開いてみてね~*


0319 「なんげえはなしっこしかへがな」
北 彰介/文
太田大八/絵
BL出版

なんげぇ はなしこ しかへがな
・くりの実
・なぎくらべ
・へび
・くまんばぢ
・かっぱ
・かみなりさまのふんどし
・鬼ばば
とっちぱれ

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「津軽弁の響きがやわらかくていいね」
「昔おばあちゃんのうちで、昔話をしてもらったの思い出したよ」
「方言のお話は味わいがあるね」
「子どもが寝ない時には、ぜひこの絵本を読んであげてね」
「絶版でしたが、出版社が変わり復刊されました!」
「作者の北彰介さんは、青森県児童文学研究会会長として、たくさんの楽しいお話を残してくれました」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0320 「わすれられないおくりもの」
スーザン・バーレイ さく え
小川仁央 やく
評論社

アナグマはかしこくて、いつもみんなにたよりにされています。
こまっている友だちは、だれでも、きっとたすけてあげるのです。
それに、たいへん年をとっていて、知らないことはないというぐらい、 ものしりでした。
 アナグマは、自分の年だと、死ぬのがそう遠くないことも、 知っていました。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「読み終えて、しばらくは言葉が出ませんでしたね」
「ちょうど自分に重なることがあったので、想いは深いです」
「でも、残してくれた物の大きさや豊かさをおもい、悲しみは消えていったね」
「しみじみと思い出を語り合えることは、幸せなことだね」
「死ということ。そして死への向き合い方、子どもにもわかりやすく語りかけているよ」
「モグラがありがとう~とよびかけた、春の空がやさしい色です」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0321 「あいうえおの き」
ちからを あわせた もじたちの はなし

レオ・レオーニ 訳 
谷川俊太郎
好学社

「これが あいうえおの き だよ」と ありはいった。
「どうして あいうえおの きって いうの?」と ともだちの ありが たずねた。
なんねんか まえ、このきは もじで いっぱいだった。
もじたちは こずえで はっぱから はっぱへ とびうつりながら たのしく くらしてた。

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「光に透けた葉っぱの緑が美しい!葉っぱの季節が待ち遠しいね」
「おびえた文字達が、ひとりではできないことを、皆で力を持って”言葉の力”で届けられたね」
「本当に大切なことを言わなくちゃね。そのための言葉、メッセージなんだものね」
「すべての人にやさしさを!これが何より届けたいメッセージですね」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0322「せいめいのれきし」改訂版
バージニア・リー・バートン 文・絵
いしいももこ 訳
まなべまこと 監修
岩波書店

地球上に せいめいがうまれたときから いままでのおはなし
ナレーター:天文学者、地質学者、古生物学者、歴史家、  
おばあさんとバージニア・リー・バートン
プロローグ
1まく 古生代
2まく 中生代
3まく 新生代
4まく にんげんの時代
5まく 現代のひとびとの生活
エピローグ
:出版から50年、2015年現在の知見にあわせて見直された改訂版:

*私たち絵本をひらいてみたよ~*
「ページをめくると、さあ、舞台の始まりです!という設定がいいですね」
「そして、お話の終わり方もすてき」
「ひゃー、目次だけで何ページあるの~?その上、縁取りに関連した細かい絵がびっしりと」
「はじめて聞く言葉がいっぱい出てくる」
「絵本の内容が壮大で、一体何年かかって書いたのかしらと思ってしまう一冊ですね」
「『地球の歴史を一年とすると人類の誕生は12月31日の7時頃』の例えが納得できる一冊」
「4まく5ばには、バートン家が登場」
「そして、5まくは、バートン自身が家族との暮らしを語ります。リンゴの木もありますね」
「子どもに読み聞かせるには難しい本だけど、もしかして興味を持ったらと思って、本棚にあるの」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0323 「はるがきた」
ジーン・ジオン 文
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
こみやゆう 訳
主婦の友社

もうすぐ はるです。
たいようが ビルの うえから かおをだし、
くうきが ほのかに かおってきました。
カレンダーをみても はるは すぐ そこ。
でも まちは はいいろで、 がいろじゅは かれえだです。
もうめばえの きせつなのに、 はるはまだ、どこにも みあたりません。
「まってなんか いないでさ、ぼくたちで まちを はるにしようよ!」 

*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「春を待ちわびる人々に、優しい黄色の春がきた!」
「みんなで絵をかいて、街に春がきたね」
「大雨で本物の春に、驚いたけれど恵みの雨になったのね」
「若葉ってうれしい、新芽の匂いが感じられる」
「青森も雪解けが早く、春のスィッチが入ったね」
「私は青森に住むようになって、一斉にお花が咲く春が好きになったのよ」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0324 「なみだ」
駒形 克己  作
ONE STROKE 

ともだちとけんかした。
悲しくてなみだが出た。
なみだがほほをつたい そして地面に落ちた。
そしてなみだのしずくは土のなかにしみていき~

*ラムままです。 「この絵本をあなたに」で、ひまさんが私のために選んでくれました。ありがとう!*
赤いくつの子のなみだとともに登場する黒い犬は、我が家のラムそのものでした。
この絵本を選んでもらった時には、いつも愛犬のラムが傍にいて、それが当たり前の毎日で、なみだのしずくは遠いものでした。
ラムを失ってから、なみだのしずくが何処へ行くのか、追いかけるようになりました。
カッティングによる仕掛けが楽しく、また、色鮮やかで、グラフィックデザイナーの駒形さんによるとても素敵な絵本ですよ。
*あなたも絵本をひらいてみてね~*

***「365日絵本をひらけば」の企画も、あと数日となりました。
最後は、会員同士がそれぞれのために絵本を選び合 った
20周年記念テーマ 
「この絵本をあなたに」の中から紹介します。***


0325 「メアリー・スミス」 
アンドレア・ユーレン 作
千葉茂樹 訳
光村教育図書

月曜日の朝 よあけを待たずに家を出て、 町へといそぐ、メアリー・スミス。
ゴムのチューブに豆をこめ、 ふいてとばす、その仕事とは?

*ルビーです。 「この絵本をあなたに」で、にゃんこさんが私のために選んでくれました。ありがとう!*
この絵本で「ノッカー・アップ(めざまし屋)」という仕事を始めて知りました。
しかも、メアリー・スミスはロンドンに実在していた人物というから驚きです。
豆を窓に飛ばして、そのぶつかる音で人を起こすなんて、どれだけすごい肺活量なんだろう!
メアリー本人はどうやって毎朝起きてたんだろう?と、興味津々です。
起こされた人は起きたしるしに顔を出す、というのも納得ですね~
世の中は、いろんな人のいろんな仕事で成り立っている、と全ての人に感謝したくなる本です。
(なんと、市長さんまで起こしてもらってるんですよ!)
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0326 「てん」 
ピーター · レイノルズ
谷川俊太郎 訳
あすなろ書房

おえかきのじかんが おわった。
でも ワシテは いすに はりついている。
かみは まっしろ。
せんせいは にっこりした。
「なにか しるしを つけてみて。そして どうなるかみてみるの。」
ワシテはマーカーをつかむと かみに ちからいっぱいおしつけた。
「これで どう!」

*にゃんこです。 「この絵本をあなたに」で、温泉さんが私のために選んでくれました。ありがとう*
この絵本を紹介して頂いた当時、子どもに関わる仕事に携わっていたせいか、 印象深く読んだのですが、また読み返してみても新しい発見がありました。
絵は、線描で一見マンガ的ですが、人物の気持ちがよくつたわります。
色の滲みが優しいです。
今回、読み返して、色は、水彩と紅茶を使っていることを知りました。
どこに紅茶を使っているか見るのも面白いですね。
もうひとつ、発見したのは、題名です。
「てん」とひらがな表記になっていて、 初め読んだときなんのことかな?と興味深く絵本を開きました。
そして、「点」なんだ!と思ったのですが、今回、絵本を読み進めるなかで、 訳者の谷川俊太郎は、「転機」の「転」とか「展開」の「展」、 「天賦」の「天」といった意味をふくめてひらがなの「てん」としたのかもなんて 思いました。
「描けない!描きたくない」子が、意欲を持って、自信を持って描いていくのですから………
すべてのおとなに 読んでもらいたい一冊です。
*あなたも 絵本をひらいてみてね~*


0327 「パパとママのたからもの
サム・マクブラットニイ ぶん
アニタ・ジェラーム え
小川 任央 やく
評論社

三びきのこぐまたちとパパくまとママくまはとても仲の良い幸せな家族。
パパとママはいつも「おやすみ、せかいでいちばんかわいいこどもたち」 といってくれます。
すると三びきのこぐまたちはその言葉を聞いて、うっとりとし、満足な気持ちで眠りにつくのでした。
だけどある日ふと疑問に思ったのです。
パパとママはいったいだれが1番かわいいの?だってみんなが1番にはなれないんだもの・・・。

*kooです。 この絵本はメンバーのぺこぺこさんが、「この絵本をあなたに」で紹介してくれた絵本です。
当時私は子育ての真っ最中。そして自他ともに認める親バカでした。
一人息子が愛おしくて愛おしくてたまらないという感じでしたからね。
絵本の中のこぐまはみなさんの愛おしい子どもたちです。
そして、子どもたちにはこんな言葉が必要なんですね。
「せかいでいちばん、かわいいこぐまたち」 「きみたちみんながパパとママのたからものなんだ!」 そうして、こぐまたちはうっとりとして、しあわせいっぱいねむりにおちるのです。
パパやママからもらった言葉はきっと大人になってもロウソクの炎のようにやさしく、あたたかく、 子どもの心を温め続けるでしょう。
そしてそれが子どもたちの生きる勇気とエネルギーになると信じます。
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0328 「まあ、なんてこと!」 
ディビッド・スモール作
藤本朝巳訳
平凡社

あさ、イモジェンが目をさましたら、なんと、頭の上にツノが生えていました。
ちょっと、ふべんなこともあるけれど、なんだか、楽しいわ・・・

*ひまです。 「この絵本をあなたに」で、ぺこぺこさんが私のために選んでくれました*
ツノがあると、おようふくをきるのが大変だし、ドアも通りにくい!
周りの人々が「まあ、なんてこと!」驚き、、色々手助けをしてくれるのですが~。
ぺこぺこさんは、ツノに桜のお花を飾ってくれました。 ありがとう、とてもすてきです。
ツノが有っても無くても、お花見はしなくちゃね!
今年もお花見が楽しみ~💕
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0329 「太陽をかこう」
ブルーノ.ムナーリ 作
須賀 敦子 訳
至光社

太陽はいろいろなところにしずむことが、わかったとおもう。
いろいろなもので太陽がかけることもわかった。
紙だっていろいろある。
しろい太陽だったらきみは、なにいろの紙にする?

*温泉です。 「この絵本をあなたに」で、にゃんこさんが私のために選んでくれました。ありがとう!~*
いろんな色、かたち、さまざまの表現の太陽がいっぱい。
日本の四季をイメージしてそれぞれの太陽を描いてみたいなぁ~。
あなただったらどんな太陽を描いてみたい?
太陽って季節によって感じ方が違うでしょ?
オノマトペにしてみると~ 「ジリジリ」「ポカポカ」「ギラギラ」「チカチカ」「ピカピカ」「フォー」?!
私達~ムナーリ展の研修旅行で絵本のほかにも、たくさんの作品を見てきましたね。
この絵本の前に出版された“木をかこう”もありますよ。
太陽のように《あったかいひと》になりたいですね。
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0330 「カロリーヌパリへいく」
ピエール・プロブスト さく
やました はるお  やく
BL出版

夏休みにパリに行ったカロリーヌと8ひき。
ピトーが風船と飛んで行ってしまうなどのハプニング続出。
でも、パリの街中をしっかりたのしんで観光。
お父さんとお母さんに報告するカロリーヌの手紙でお話しが進んでいきます。

*ぺこぺこです。 「この絵本をあなたに」で、yoshikoさんが私に選んでくれた一冊です。
私たち絵本の会のパリ旅行はマドレーヌちゃんの絵本を楽しみながらの旅でしたが、
こちらの絵本の方が観光にはぴったり。
旅はハプニングがあったり、大変だったりしたことの方が 忘れられない思い出になると 常々思っているので、 カロリーヌの旅はその点で最高。
そして、大事なのは一緒に旅する友!その点でも8ひきは最高の道連れです。
そういえば、フランスからの留学生が「あら、カロリーン」と懐かしがっていて、フランスでもながーく愛されているみたい。
孫とこのシリーズを楽しんで、今度は3世代でパリに旅ができますように。
*あなたも絵本をひらいてみてね~*


0331 「ちいさいタネ」 
エリック・カール さく
偕成社

つよい風にのって 花のタネたちは 空中にとびちり とおいところへ はこばれていきます。
たくさんのタネの中に、とくべつちいさい タネがひとつ。
さあ、このちいさいタネは、どこまでとんでいくのでしょう。

*葉っぱです  「この絵本をあなたに」で、温泉さんが私のために選んでくれました。 ありがとう!*
エリック・カールの鮮やかな色彩、コラージュの絵本です。 
元気がでます。
旅のさまざまなきけんを乗りこえた ちいさいタネは、 やがて春になり、芽を出し、ちいさな草に。
そして、 太陽の光と雨のめぐみをうけて、ずんずん大きく みごとな花を咲かせました!
生の複雑さやむずかしさ、つながるいのちの喜びも教えてくれます。
花のまわりは、ことりや はちや ちょうちょうたちで 大にぎわい。
まるで 絵本を囲んで笑顔がはじける、私たち絵本の会の例会のようです^^
「365日絵本をひらけば」今日の絵本は、ここでおしまいです。
たくさんの絵本のタネが、どこかで だれかの心に届いていますように。
そして、日々の暮らしの彩りや力となりますように。
*あなたも絵本をひらいてみてね~*

* 30周年記念企画  「365日絵本をひらけば」*
2018年4月1日~2019年3月31日までの1年間 毎日一冊 「今日の絵本」を紹介しました。
私たちの思い出深い本、楽しい本、美しい本、お気に入りの本を、
私たちの住む青森の季節に合わせて、一冊、一冊、みんなで読みあいながら、
わいわい楽しく コメントしました。
 その記録でもあります。 *ぜひ、あなたも絵本をひらいてみてね~*