絵巻えほん
馬場のぼる
アコーディオン式に折りたたまれた 全長2.8メートルのパノラマ画面で、
ねこのくにのマラソンのスタートからゴールまでが一望できます。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「マラソンの取材は本格的!」
「ビルのネコだかり応援、テレビでの応援、レストランで食事の関心のないネコも」
「山越えのコースも給水ポイントもあります」
「手塚治虫がどこかにいるよ!」
「一等賞は、11ぴきのねこの彼です」
「馬場のぼるの作品の世界がたくさん出てきます」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*
馬場のぼる
11ぴきの のらねこが いました。
11ぴきは、いつも おなかが ぺこぺこでした。
「あっ さかなが おちている。」
「さかなだ さかなだ。」
*私たちが絵本をひらいてみたよ〜*
「表紙は、鰯雲にうっとりみとれている 11ぴきのねこたちです。」
「ああ、やっぱり食べるの がまんできないよね。」
「人間臭い、ねこだけど(笑)失敗しながら生きていく。」
「青、ピンク、緑の色使いにも惹かれます。」
*あなたも絵本をひらいてみてね〜*
ディック・ブルーナ ぶん/え
まつおか きょうこ やく
あるひ おかあさんが いいました。
いいこと かんがえたわ。
びじゅつかんへ いこうと おもうの。
いっしょに いきたいひと いる?
ああ、いいね。いっしょにいこう。
でも、うさこは ちいさすぎるんじゃないかね と
おとうさんが いいました。
ちいさすぎる? どうして?
わたしもう おおきいよ。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「うさこちゃんの初めての美術館。本物の作品を見ることができたね」
「画家になる夢もできたね」
「子どもも美術館に行けるようになったね。子ども用の案内を見かけます」
「小さい頃から美術に馴染めるようにね」
「芸術の秋です」
「ブルーナさんにインタビューしたことのある記者さんの記事にこの本は、ブルーナの自伝的な本だとブルーナさんも認めたとありました。甘くて優しいだけのようなブルーナの世界が実は地域や時代の制限を乗り越える本当の強さを秘めている。と、言うんですよ。感慨深かった!」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*