作 ジュディス・カー
訳 晴海 耕平
あるところに、ソフィーというなまえの ちいさなおんなのこが いました。
その日、ソフィーとおかあさんは、だいどころで
おちゃのじかんに しようとしていました。
すると とつぜん、げんかんのベルが なりました。
おかあさんは いいました。
「いったい だれかしら」
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「しっぽがすごいとらさんの来訪。言葉が丁寧で、手をそろえて挨拶してくれて、礼儀正しいとらさんだけど、こんなに食べちゃって」
「お母さんのおもてなしがすごい」
「話のわかるお父さんで良かったね」
「お客さんが来てくれるのはうれしいね。たとえ、とらだとしても」
「また、いついらっしゃるのかしら?期待と不安と。」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
クレメント・ムーア え
せた ていじ やく
おおきな みどりのおへやのなかに
でんわが ひとつ
あかい ふうせんが ひとつ
えの がくが ふたつー
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「きれいな絵。外の明かりがきわだってきて、だんだん月がきれいになっていくよ」
「ゆったりとした時間のながれ。こんなに静かに夜を楽しむことは、なかなかないね」
「一緒にいるような臨場感があるね」
「しみじみと良いね。本当に素敵な絵本!」
「今夜は十三夜だよ。夜空を見上げてみてね」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*
土橋とし子
こんにちはー。
このまえ、ふたりでいってきたアルゼンチンのおみやげ、もってきてん。
マテ茶っていうお茶もこうてきたし、みんなでのもー。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「大阪弁でのお話。それがまたいいね」
「お茶とお菓子。幸せな時間!」
「世界のいろいろなお茶の飲み方がわかりました」
「お茶のお道具もそれぞれに素敵、お菓子もね」
「私たちも、アフタヌーンティーをしたね。クロテッドクリームが美味しかった」
「でもやっぱり日本のお茶が出てくると ほっとするね」
「だれかに入れてもらうお茶は格別。おもてなしの心が伝わります」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*
The Story of Little Black Sambo
へれん・ばなーまん/さく・え
なだもとまさひさ/やく
むかし あるところに くろい
おとこのこが おりました。
なまえを ちびくろさんぼ といいました。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「かさにむらさきのくつ。きちんと決めてジャングルへ出かけたのに、トラと出会ってさあ大変!」
「ちびくろさんぼは賢いね。アドバイスがとても上手」
「ちゃんと洋服も かさもくつも 戻ってきたもの」
「トラが溶けてできたバターは どんな味?」
「黄色と茶色のパンケーキは まるでトラのよう!」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*