今日の絵本

03 26

「てん」

ピーター  ·  レイノルズ

谷川俊太郎       訳

あすなろ書房

おえかきのじかんが    おわった。

でも    ワシテは   いすに    はりついている。 

かみは     まっしろ。

せんせいは    にっこりした。

「なにか   しるしを   つけてみて。そして どうなるかみてみるの。」

ワシテはマーカーをつかむと    かみに ちからいっぱいおしつけた。

「これで     どう!」

 

*にゃんこです。

「この絵本をあなたに」で、温泉さんが私のために選んでくれました。ありがとう*

この絵本を紹介して頂いた当時、子どもに関わる仕事に携わっていたせいか、

印象深く読んだのですが、また読み返してみても新しい発見がありました。

絵は、線描で一見マンガ的ですが、人物の気持ちがよくつたわります。

色の滲みが優しいです。

今回、読み返して、色は、水彩と紅茶を使っていることを知りました。

どこに紅茶を使っているか見るのも面白いですね。

もうひとつ、発見したのは、題名です。

「てん」とひらがな表記になっていて、

初め読んだときなんのことかな?と興味深く絵本を開きました。

そして、「点」なんだ!と思ったのですが、今回、絵本を読み進めるなかで、

訳者の谷川俊太郎は、「転機」の「転」とか「展開」の「展」、

「天賦」の「天」といった意味をふくめてひらがなの「てん」としたのかもなんて

思いました。

「描けない!描きたくない」子が、意欲を持って、自信を持って描いていくのですから………

すべてのおとなに 読んでもらいたい一冊です。

*あなたも  絵本をひらいてみてね~*

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

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