ゼリーナ・ヘンツ 文
アロイス・カリジェ 絵
大塚勇三 訳
ずっと遠く、高い山の そのおくに、
みなさんみたいな男の子が、すんでいます。
ほーら、これがウルスリ、山の子です。
小さいながら、おとなみたいなかっこうです!
あたまには、やまのてっぺんみたいにとんがった、
とんがりぼうしがのっていますね。
*私たちが絵本をひらいてみたよ〜*
「スイスの『チャランダマルツ』は、3月はじめの日のおまつり」
「カウベルの鈴の音で冬を追い出し、春を迎え招くお祭りなんですって」
「青森には春をよぶおまつり 八戸えんぶりがあるね」
「いろいろな鈴の音が聞こえてくるよう」
「同じ作者の『大雪』と同様に子どもの気持ちや成長の過程がよく描かれてるね」
「山の上の月夜の場面が好きだなぁ」
「お母さん、お父さんの心配する場面、よくわかるわ〜」
「ドアが上下のセパレートになってるけど、これは雪国仕様?」
*あなたも絵本をひらいてみてね〜*