新見南吉 作
黒井健 絵
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、
母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。
その夜、母狐は子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせ、
かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、
よくよく言いふくめて町へ送り出しました。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「見返しの静けさ雪の原~いいわ~」
「文章が格調高い!」
「絵と文章がマッチしている」
「子どもたちは教科書で知ってると思いますが、じっくり絵本からほっこりした世界を感じてほしい」
「黒井健さんの幻想的な絵がいいわね~読んでもらうと心地よいわ~」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*