宮沢賢治・原作
スズキコージ・絵
ミキハウスの絵本
・・・
風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、
木はごとんごとんとなりました。
「どうも腹がすいた、さっきから横っ腹が痛くてたまらないんだ。」
「ぼくもそうだ。もうあんまりあるきたくないな。」
「あるきたくないよ。ああこまったなあ、何か食べたいなあ。」
「食べたいもんだなあ。」
二人の紳士は、ざわざわ鳴るすすきの中で、こんなことを言いました。
その時 ふと うしろを見ますと、立派な一軒の西洋造りの家がありました。
*私たちが絵本をひらいてみたよ~*
「たくさんの人が書いている賢治の絵本ですが、このお話はスズキコージが一番好き」
「魔の世界に迷い込んだ不思議の世界」
「顔はくしゃくしゃのまま?犬は生き返ったのか?」
「仕上げは、やはり塩ですね!」
「デザインが隅々までされていて、とても素敵!」
*あなたも絵本をひらいてみてね~*