いせ ひでこ
<雲のしっぽ>
あの子はかけていった。雲のしっぽにつかまって。
気がつくと、いつも空を見ている。
<明日の約束>
空から とどいたばら色の手紙。
明日も会えるね。
ー雲の世界は物語に充ちていて
その日の心もようと重なりながら
額ぶちのない展覧会ー
*私たちが絵本をひらいてみたよ〜*
「ひつじ雲の羊たちの群れの中に一匹だけいる犬は、いせさんの亡くなった愛犬で、そこからこの絵本が生まれました。」
「悲しい想いの本だったのね、実は。」
「でも空を見るって癒されますよね。」
「9月の空は変化に富んで美しい。ぜひ眺めてみてほしいわ。」
「季節の変わり目はカッコいいな。」
「『幻日』巻層雲を初めて知りました。」
「最後には雲の名前のページがあります。」
*あなたも絵本をひらいてみてね〜*